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北島さん

おはようございます。今朝は早く起きたので、ロングブログします。どうぞ、お付き合いください。

 先日、担当の北島さんが静岡からの来店です。

一本調子の江戸弁と違い、静岡弁は言葉に抑揚があります。

お茶の産地静岡はお茶が普通に身近にあるそうです。

 先日通りすがりのお客様の来店でした。

「息子の大学受験の時に水筒にお茶を入れていたらその年はかぜを引かなかった。それ以来ずーっとお茶を飲むようになりました。」

東京では茶業者の講演会の話しのネタになり、聴衆からは「wo-」と声が上がり拍手が起きそうな実話です。東京は核家族も有り、若い人はお茶を急須で入れて飲むことは特別な事と思う人が多いようで、小学生の日本茶を飲む習慣のあまりの低さに身震いします。初めてお茶を飲むんです。これ、でのむんですか?と急須を指さす若いお客さま。急須で入れたお茶を飲んだことが無い人が多い東京でお茶を売る。北島さんとの会話でお茶が当たり前の静岡と東京の温度差を感じました。

 いつでも、どこでもお茶を飲む。より、お茶は「特別な物」の方が東京には合っているのかな。。。。

 お茶の販売には「お茶の葉を育てる農家さん」、摘んだ葉を仕上げる「製茶力」、春採れた茶葉を1年をかけて飲み切るために品質を保つための「保管力」、そして、品質を維持しながら届ける流通の為の「パッケージ力」が必要です。こう考えると、私は出来上がったものを対価で渡すだけですね。

 ゴマ煎餅を食べながら「ン~やっぱりお煎餅にはお茶だ~」と言ってる私はお気楽もの。静岡の新茶が待ち遠しい (^_-)-☆